ディズニーシー「タートル・トーク」では、亀のクラッシュが○○するレア回がある
祝・開園15周年! 売れっ子ディズニーブロガー・みっこさんによる、ちょっぴりツウなディズニーシーの楽しみ方⑥
◆乗車中でも撮影OKなアトラクションがある!
乗車中にライドショット(記念写真)がある「タワー・オブ・テラー」や「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー」はありますが、動きの速いアトラクションは基本的に乗車中の撮影が禁止となっています。
そんな中注目したいのが、アラビアンコーストの「ジャスミンのフライングカーペット」。ライド系アトラクションとしてはめずらしく、乗車中も撮影が可能なのです。ランドにもシーにも、同じような規模のものはありますが、公式ページに「乗車中の撮影が禁止」と記載されていないのはここだけ。
このアトラクションは前後にふたりずつ、4人が一度に乗車可能。カメラが落下しないように細心の注意が必要ですが、乗り物に乗りながら写真やビデオ撮影ができる貴重なアトラクションです。
◆ゲストにわからない、隠れたキャストのサイン
パーク内には、そのエリアやアトラクションの雰囲気を壊さないような配慮があちこちにされています。その上、「効率的にゲストを誘導案内するシグナル」が隠されていることがあります。
特に人気アトラクションでは、スムーズなゲストの誘導を行うことが、キャストには求められます。もしもそのための合図が、わかりやすい信号や音だったとしたら、雰囲気が台なしになってしまいますよね。
そのため、私たちゲストの知らぬ間に「いろいろなサイン」が出され、キャスト同士で情報を伝達し合っています。ライド系アトラクションの出発の合図などは、ゲストから見えない位置にスタートのシグナルが隠されていたりするのです。
ここではひとつ、おもしろい例をご紹介しましょう。それは大人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」。業務用エレベーターにゲストが乗車する前、足元にふられた番号順に整列するよう誘導され、ツアーへの案内を聞く場面があります。薄暗く、不気味な効果音と切れかけたように点滅する照明が、雰囲気を盛り上げてくれますが、この「怪しい照明」に秘密が隠れているのです。
実は「照明が点滅した後、15秒後にツアーへの案内をする男性の声のアナウンス」が入るようになっています。
要は15秒後のアナウンスまでに、ゲストの整列を済ませておく、ということなのでしょうね。アトラクションの雰囲気を壊さず、それでいて的確な誘導を行える、ディズニーらしい仕掛けです。
<『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』(KKベストセラー刊)をもとに構成>
※記事の内容は筆者独自の取材や見解に基づくものであり、公式のものではありません。
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